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聖書物語 男と女その後どうなった

聖書物語 男と女その後どうなった

小坂井 澄

「聖書」の裏に隠された生々しい愛憎ドラマ!アダムやエバ、アブラハム、マリア……聖書に登場する有名人たちはどういう人生を送ったのか。人間臭い神様、禁欲純潔を称揚する聖書がもっと身近になる本!!聖書の「外典」や「偽典」の多くの文書を特徴づけている人間臭さは、同時に大衆性である。「正典」ではほとんど触れられていない幼年時代のイエスが、泥で作った12羽の雀を飛ばしたり、文字を教えようとする教師に最初のアルファの文字の意義を問い詰めてやり込めたりする。これは「トマスによるイエスの幼児物語」だが、その神話というより民話的なお話から浮かび上がってくるのは、おそらく作者の意図に反して、何とも小生意気な少年イエス像である。男と女をめぐってはかなりきわどい、それもいささかアブノーマル趣味的な叙述が目につく。禁欲純潔の称揚と奨励が意図でありながら、文章の行間に漂うのは性に対する悶々の情と執着であり、秘められた憧憬である。

定価858円(税込)

ISBN9784062720724

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