刊行書籍情報
減電社会 コミュニティから始めるエネルギー革命
「悪魔の火」から「コミュニティエネルギー」へ!自然エネルギーの効率的な運用は可能だ。適材適所、地産地消のエネルギー配分を実現しているエネルギー先進地を取材、電力依存を減らす現実的な希望を示す! 原発事故前と原発事故後で何が変わったのか。何も変わっていないのではないかと私は思う。それは原発を必要とする側と、原発をやめようという側、双方に言えることだ。 脱原発へのマクロなシナリオを描くことはできなくはないが、それは単なる数字の遊びと言われてしまえばそれまでである。いま必要なのはやってみせること、グッドプラクティスを示すことではないか。一つ一つ小さくてもいいから、地域から動き出せば、必ず日本は変わると信じたいし、もう一度そこから始めたい。(本文より)脱原発の「その後」の希望!大規模発電・送電に依存するシステムから、市民自身による自立分散型エネルギーシステムへ。熱の1割しかエネルギーにできない電力に依存せず、熱も動力も「地産地消」が可能なシステムは存在する。ヨーロッパから日本へ。コミュニティが風力・太陽光・バイオマスを合理的に熱・動力・電力に配分し利用する――。そんな「減電社会」の最新レポート!
定価1540円(税込)
ISBN9784062178464
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