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ライシャワ-大使日録

ライシャワ-大使日録

O.エドウィン・ライシャワ-
ハル・ライシャワ-
入江 昭

歴史に残る貴重な滞日記録沖縄返還、日韓条約、ベトナム戦争、核持ち込みに揺れる日米関係、政財界トップの秘密交渉や本国との軋轢……理想に燃えた「学者大使」の苦悩と決断が率直な言葉で今はじめて明らかに。●1961年――「学者大使」誕生すケネディ大統領就任演説が私を動かした私たちは何があっても負けないつもりだ……●1962年――「人生の目的を見つけた」日々元日は、フロックコートとロングドレスで皇居へ本国政府の怒りを買って解任されてもかまわない……●1963年――高揚の果ての「ケネディの死」マルクス主義こそ最も根本的な敵である明日の朝、日米の結ぶ初の衛星中継がある……●1964年――刺傷事件を乗り越えてエドは「これで自分は日米の『混血』だ」と久々にフルタイムで仕事。東京の街はすっかり様変わり……●1965年――ベトナム戦争の暗雲大使館に抗議の手紙が殺到。返事を出そうと思う撤退を考えている。今は時期が良くない……●1966年――惜しまれての辞任日米両国は対等であるとの認識は一歩前進した天皇皇后両陛下へ別れの挨拶を……●「週刊書簡・日記」最後の1通――1966年8月13日いよいよ日本を離れる今、私たちの心は大きく揺れ動いている。荷造りなどで忙しく、肉体的に疲れているハルと比べて、私の動揺はより激しい。またとないすばらしい経験をさせてくれた大使生活に幕を降ろすのは、並大抵のことではない。人は誰しも称賛や好意を受けるにやぶさかでないから、なおさらだ。この5年あまり、私たちは身を粉にして働いてきた。望まれたことはもとより、それ以上のことをなし遂げ、今こそ退き時とはいえ、年月を経て深く下ろした根を引き抜くのは、さまざまな思いがあり、至難の業だ。

定価1923円(税込)

ISBN9784062074339

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