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晩年のカント

哲学・思想

晩年のカント

中島 義道 プロフィール

還暦を過ぎ、ようやく購入した自宅。 いっさいの装飾を欠いた空間で、家族とのつきあいも絶ち、老哲学者カントは何を考えていたのか?  三批判書を書き上げ、名声を確かなものとした彼に起こった、ある筆禍事件とは?  同業の哲学者は一度として招待せず、連日四〜五時間におよぶ食卓で繰り広げられる会話。 女性や人種に対する高慢と偏見の集積。人の名前を覚えられなくなり、アルファベット順の引き出しをこしらえて会見に臨む姿。 ケーニヒスベルク市内の年長の高齢者に対する異様な関心――。 ある老哲学者の、ぎこちない下手な生き方を辿る。

*本書 11ページの13行目から15行目のカッコ内に誤記がございました。正しくは

”Wasianski”と”Borowski”はポーランド語風に「ヴァシャンスキ」、「ボロフスキ」と表記されることもあるが、ここでは芝氏の訳に従った表記を用いた

となります。第2刷以降訂正させていただきます。ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びいたします。

定価990円(税込)

ISBN9784065222331

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