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『史記』の人間学

世界史 文学

『史記』の人間学

雑喉 潤

始皇帝、劉邦、太公望、孔子ら総登場! 不滅の人間ドラマに学ぼう! 「『史記』が二千余年を隔てた今日、中国でも日本でも愛読されているのは、文学性とともにこの大衆性に負うところが大きい。いや『史記』の文学性とは、ほとんど大衆性である、といっても過言ではあるまい。日本中世の軍記物語、『保元物語』『平治物語』『平家物語』などには『史記』からの引用、とくに呉越の興亡と漢楚の争覇からの引用が非常に多い。軍記物の読者は日本史の上の興亡と、中国史の主な出来事を重ねあわせて学んだわけであり、それが当時の身分ある人々の教養となっていた。(中略)だが『史記』の注釈書や解説書は非常に多いが、半面『史記』が人間をどう描こうとしたかについての研究書は、武田泰淳氏の労作以外には案外少ないのではないか。あえて蛮勇を奮って「人間学」に取り組んだ次第である。」――<本書より>

定価740円(税別)

ISBN9784061497757

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