刊行書籍一覧へ

刊行書籍情報

俳句とエロス

文学 日本語・日本文化

俳句とエロス

復本 一郎

草城、子規、漱石から楸邨、ちづこまで。これがエロティシズム俳句だ!「赤い月にんげんしろき足そらす—— 富澤赤黄男句集『魚の骨』(『現代俳句三』所収)の中の句です。「赤い月」と題する連作俳句五句中の一句。(中略)赤黄男句は、行為の瞬間の「女」の「足」の動きを描写していますので、一句から受ける印象が、大変エロティックになっています。ただし、不思議に猥褻感は、まったくありません。一句を読んだ後で読者に残るのは、「女」の白い「足」のエロティシズム。この一句は、もちろんのこと、五句全体、時にメタファーを用いながらの、朧化表現によって形象化されていることが、文芸作品としての質を保つことになったのだと思います。」――<本書より>

定価720円(税別)

ISBN9784061497702

オンライン書店で購入