刊行書籍一覧へ

刊行書籍情報

野球とアンパン

趣味・芸術・スポーツ

野球とアンパン

日本野球の謎カウント・コール

佐山 和夫

ストライクが先か、ボールが先か!? ベースボールと野球はまだまだ違う! 日本とアメリカでは、なぜストライクとボールのコール順が逆なのだろうか。野球が国民的スポーツに成長する過程を、パンの受容と日本オリジナルの誕生と対比して描く。 「ご存じのとおり、大リーグなどアメリカの野球では、カウント・コールはボールが先。ストライクはあとである。「ツー・エンド・ワン」といえば「2ボール、1ストライク」の意味である。「ツー・ナッシング」といえば、「2ボール、0ストライク」を意味する。ところが、日本ではそうではない。「ワン・ツー」とは「1ストライク、2ボール」のこと。「ツー・ナッシング」なら、「2ストライク、0ボール」のことになってしまう。日本式のコールのやり方が、国際式から見れば逆であることを知りながら、どうして私たちはそれを続けてきたのか。実際、不思議ではないか。知らないならいざしらず、私たちは自分たちが世界で孤立していることを十分に知っていて、そうし続けているのである。日本式カウント・コールは、単に一時の「思い違い」から発していたのかもしれなかったが、それを持続するには長い間の「意思」がなければならなかった。」――〈本書より〉

定価700円(税別)

ISBN9784061496668

オンライン書店で購入