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刊行書籍情報

働くことは生きること

経済・ビジネス

働くことは生きること

小関 智弘

町工場から時代が見える! 職人の技ものづくりの魅力。腕のいい職人の仕事は粋で美しい。効率第一の裏で、働く人は要員に成り下がっていないか。旋盤工・作家が問う「仕事」の現在。 「 物質的な豊かさに溺れると、人はそのモノの価値を見失う。かつて人びとはモノのうしろに、それを育てたり作ったりする人びとの労苦や技を見る目を持っていたが、それが見えなくなった。モノの利便性や経済的な、つまり実用的な価値しか見えなくなる。モノに対する価値判断が実用的になれば、労働に対するそれも同じことである。 自分で額に汗して働くよりは、他人に作らせてそれを安く買う方法を考えようとする。産業の二重構造をたくみに利用して、中小企業が作ったモノを大企業が売る。(中略) そんな日本の社会の底辺で、働くことが生きること、生きることが働くことと信じて疑わない人たちがいる。町工場だけにいるわけではない。農村にも、学校にも、医療や福祉の現場にも、いや大きな企業のなかにもむろんいるのにちがいない。」――(本書より)

定価700円(税別)

ISBN9784061496392

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