刊行書籍一覧へ

刊行書籍情報

北朝鮮難民

政治・社会

北朝鮮難民

石丸 次郎

潜伏生活、難民花嫁、強制送還、支援組織、亡命ルート……誰も書けなかった悲劇の全貌! 「小さな越境者たち――98年の初頭から子供だけで豆満江を渡ってくるケースが急増した。そのほとんどは両親、あるいは片親が死んだり行方がわからなくなってしまった子供たちだった。物乞いで金を稼いでまた北朝鮮に戻る還流型が過半数で、たくましくも、大人に代わって出稼ぎにきているという考えを持っている子供が多かった。 北朝鮮に戻ることを決心すると、貯めたお金を小さく折りたたみ、ビニール袋で薄く包んでライターで溶かして密閉する。ちょうど錠剤のカプセルのようなものを作るのだ。そして渡河する直前に飲み込む。こうすれば、もし渡河した後に国境警備隊に見つかっても、お金を取られなくて済むのだ。お金は数日内に大便と一緒に出てくるという寸法だ。 中国の100元は97年以降およそ2500朝鮮ウォンで交換できる。4人家族が2、3カ月暮らしていけるのだ」。――(本書より)

定価660円(税別)

ISBN9784061496217

オンライン書店で購入