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刊行書籍情報

がんで死ぬのはもったいない

自然科学・医学

がんで死ぬのはもったいない

平岩 正樹

注目の外科医がすべてを明かす―― 患者よ、がんと闘おう! 日本の進行癌患者は見捨てられている! 医師と患者はどのように共闘できるのか。 注目の外科医が赤裸々に綴る感動の記録。 「「手術は一流だが、抗癌剤治療は三流」と言っても誉めすぎで、つい最近まで「手術は一流だが、抗癌剤治療はなし」と言ったほうが正確だった。 しかたがない。日本の癌治療で最も大切なことは、患者に癌と気づかれないことだったのだから。 抗癌剤を患者に気づかれないようにきちんと使うには相当の技術がいるし、危険でもある。だから日本の外科医は、今でも「免罪符」のように5FU系口径抗癌剤を多用する。アリバイ的癌治療と呼んでもいい。 日本の癌治療のすべては、手術だけで決まった。もし不幸にして癌が再発したならば、外来でその患者を診ている外科医は、そのまま粘れるだけ粘れるしかないのだ。せいぜい、家族を本人とは別に呼び出して「もう残り時間はあまりありません。1日1日を大切に過ごさせてあげてください」と言うしかないのである。でも、これがいったい何のアドバイスになるというのだ。これが医者の言う言葉か。」――(本書より)

定価720円(税別)

ISBN9784061496118

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