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投球論

投球論

川口 和久

タテの投手とヨコの投手!本線のボールと枝葉のボール?投手とは打者とは、野球とは何だろう巨人、広島で18年投げ続けた左腕による渾身の野球論。投手と打者の間には何があるのか。●はじめに──あなたは野球選手、特にピッチャーという人間を知っていますか。誤解をかえりみず思いっきりひとことでいえば「変わり者」です。みんな個性が強くて、1匹オオカミっぽくて「オレはオレで行くよ」みたいなところがあって……。さびしいからみんな一緒に生きていこうよ、一緒に飲もうよ、うんこしようよ、というのではなくて、自分の生き方を常にはっきり他者に提示しながら生きる。そういう存在です。一方で寂しい人間でもあるんです。寂しいというか、孤独の世界にいる。マウンドの上っていうのは離れ島にいるようなものです。そりゃ後ろで守っている野手の愛情がほしくもある。いつ打たれるか、という不安は決してぬぐえないのですから。それでも不安を表に出すことはできない。それが相手に伝わって「アイツは動揺している」と思われたら、その時点で打者との勝負は負けですから。──本書より

定価640円(税別)

ISBN9784061494602

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