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刊行書籍情報

シティバンクとメリルリンチ

シティバンクとメリルリンチ

財部 誠一

全米最大の不良債権を抱えたシティバンク、巨額の赤字を計上したメリルリンチは、いかに苦境を乗り越え、世界のトップ企業となったか。日本の個人資産1200兆円市場を狙う両社の経営戦略を徹底解剖。銀行は必要。だが本当に必要なのは「外銀」――米国でも英国でもそうだが金融の自由化前と自由化後とでは、銀行、証券、保険など金融機関は劇的な体質変化を起こしている。どう変わったのか。端的に示せばこうなる。「マスマーケティング」→「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」自由化前は大量販売、大量消費の時代である。マスにむかってどこの銀行もどこの証券会社もみな同じ商品を同じように売り歩く。そこでは預金者や投資家の利益は二の次、三の次。販売力がすべての時代だ。……ところが、自由化後は様相が一変する。マスの時代は終わる。……1人1人のお金のニーズにしたがって、個別に運用方針を立てていくようなきめ細かいサービスが要求されるようになってくる。だが、本当の市場原理にさらされてこなかった日本の銀行はマスマーケティングから脱却しきれない。しかしビッグバンをとうに終えた外銀はワン・トゥ・ワン・マーケティングである。この違いは決定的だ。――本書より

定価640円(税別)

ISBN9784061494381

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