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環境ホルモン・何がどこまでわかったか

環境ホルモン・何がどこまでわかったか

読売新聞科学部

メス化する生物、ダイオキシン、カップ麺騒動……いまや社会現象と化した問題の本質とは何か?第一線ジャーナリストの報告。【環境ホルモンとは何か】――人間の体はおよそ60兆個の細胞でできている。これらの細胞にある種の指令を送って、それぞれの細胞が協調して働く機能が備わっている。……その重要な指令伝達を身体の中で担っているのが神経系とホルモンだ。……ホルモンは、目的のたんぱく質を合成するためには、標的細胞のレセプターに結合しなければならない。……これをよく鍵と鍵穴の関係にたとえられるが、この鍵穴(レセプター)に合い鍵がないわけではない。例えば、医薬品の中には、人工的に合い鍵の化学物質を合成した人工ホルモンが作られている。しかし、まったく意図しないで作られ、環境中に放出されている化学物質の中に、レセプターと結合しホルモンの合い鍵のように働く化学物質が見つかってきた。それが今問題になっている、環境ホルモンである。内分泌攪乱化学物質と言われる以前は、環境エストロゲンと呼ばれることが多かったが、これは体内に入ると女性ホルモンのようにふるまう化学物質が多かったからだ。――本書より

定価660円(税別)

ISBN9784061494251

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