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精神医学とナチズム

精神医学とナチズム

小俣 和一郎

ヒトラーに心酔したユング、ナチ党員だったハイデガー。現代思想史上に輝かしい足跡を残した「知の巨人たち」の知られざる暗部がいま明かされる。〔「アーリア人」ユング〕──フロイトはユングのオカルト現象や宗教への興味に危険性を感じ、ユングはフロイトの性欲説一点張りの頑固さに辟易していた。1913年、二人の対立は決定的となり、ユングはIPV会長を辞任する。ユングは「一種の心理的危機に陥り、第一次大戦が終了するまでほとんど引きこもった生活をおくっていた」と多くの評伝は伝えている。しかしながらまさにこの時期、永世中立国であるスイス国民のユングは、ドイツの敵国イギリス・フランス人捕虜収容所で衛生士官の軍務に就いていた。そのときの写真には、生き生きとした表情のユングがはっきりと写し出されている。──本書より

定価640円(税別)

ISBN9784061493636

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