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謎解き中国語文法

謎解き中国語文法

相原 茂

可能の助動詞はどう使い分けを? 否定の“不”の位置は? 不可解といわれる文法を解きほぐし、中国語らしさの感覚をみがく、中・上級への手引。婉曲表現としての“很不_”――さて、なぜ“很不”のような回りくどい言い方をするのか。直接ズバリと、良いなら良い、悪いなら悪いと言えばよいではないか。だが、それではこの世は立ち行かぬ。“很不_”は婉曲表現なのである。そもそも人や事物に対して、良いとか悪いとか、評価を下すことは難しい。手放しでほめれば軽く見られる。厳しいことを言えば嫌われる。……ほめとけなしの微妙なさじ加減に心砕くのが、人間である。そこで、相手を立て、こちらのメンツも保つ。それが評価である。……重要な点は、このような婉曲表現は、第三者に向けられるということだ。遠回しに人を低めるのである。自分のことにはふつう使用しない。……これは結果的には、自分たち(=話し手や聞き手)、つまりこちら側に対するケアである。自分に優しい婉曲表現である。――本書より

定価720円(税別)

ISBN9784061493421

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