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ブルゴ-ニュ家

ブルゴ-ニュ家

堀越 孝一

ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。中世の金色の風景の中に1つの国家を構想した侯家4代の盛衰を描く。はじめに――ところが14世紀のなかば、ブルゴーニュ侯家に男子の相続者が続かなくなった。なにしろここはフランス王家の親族の領地だからというので、一時王家が直轄領としたが、すぐにまたあたらしい侯家をおこした。時のフランス王ジャンの末っ子フィリップにはじまる家系のブルゴーニュ侯家である。フランス王家をヴァロワ家といったので、ヴァロワ家系ブルゴーニュ侯家という。もしこの侯家が以前のブルゴーニュ家のように、この土地の領主として自足していてくれたなら、「ブルゴーニュ問題」は発生しなかった。わたしがこの本を書く理由もなかったことだろう。ところが「ブルゴーニュ問題」は発生した。この問題、生半可なものではなかった。つきつめればブルゴーニュ家がドイツとフランスのあいだにひとつの国家をつくれるかどうかが問われたのである。――本書より

定価780円(税別)

ISBN9784061493148

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