刊行書籍一覧へ

刊行書籍情報

鎌倉新仏教の誕生

鎌倉新仏教の誕生

松尾 剛次

法然、親鸞、道元、叡尊ら続々登場した祖師は何を救済しようとしたのか。“官僧・遁世僧”という独自の視点から解く。遁世僧の成立――本書のメインテーマは鎌倉新仏教だというのに、なぜ官僧の話をまずとりあげたのか。実は、法然、親鸞、日蓮、栄西、道元、明恵、叡尊といった、私見では鎌倉新仏教の祖師と考えられる人たちが、いったんは官僧となったことのある僧侶だからであり、かつ、官僧集団との対立・協力関係を通じて、自己のあるべき道を見出していった僧だからである。すなわち、彼等は官僧の世界で自己をみがくとともに、官僧の世界の在り方に不満を持ち、官僧の特権と制約から離脱して、新しい教えをひらいたのである。いわば、官僧たちの世界は、鎌倉新仏教の母胎であったといえる。――本書より

定価631円(税別)

ISBN9784061492738

オンライン書店で購入