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将軍と側用人の政治

将軍と側用人の政治

大石 慎三郎

社会の経済化が進んだ江戸中期の100年間。激動の時代の舵取りをした柳沢吉保、間部詮房、田沼意次からの軌跡を追い、これまで不当に貶められてきた「側用人の時代」に光を当てる。側用人の時代――これまで「側用人」というと、必ずしもいい意味では語られてこなかった。むしろ「君側の奸」といった悪いイメージがつきまといがちだったのではないだろうか。しかし、私は、この「側用人政治」こそが、270年近くにわたる徳川体制の維持を可能にし、さらに日本の「近代」を用意したものではなかったかと考えている。…… 江戸時代を通じて、この制度が悪用されることはなかったし、無能な側用人がいたずらに政治を混乱させるということもなかった。――本書より

定価720円(税別)

ISBN9784061492578

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