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刊行書籍情報

オペラ歳時記

オペラ歳時記

堀内 修

春の誘惑、真夏の夜の惨劇、秋の美少女、クリスマスの悲恋。季節は恋の媚薬、そして恋はオペラの命。〈ワルキューレ〉から〈ボエーム〉まで、めぐりゆく12カ月を軽妙なエッセイで綴る、悦楽のオペラ・カレンダー。オペラと季節の結び目――塔から垂らされたメリサンドの髪にペレアスが指をからませていたのが見つかってしまったのは、まちがいなく夏だった。ではドン・ジョヴァンニがセビリヤの郊外で村娘ツェルリーナを誘惑しようとしたのは、一体春なのか秋なのか?6月なのだろうか9月なのだろうか?これから並べるのは、オペラと季節とを結ぶ、結び目のいろいろだ。1月に5つ、2月に5つと、12月まで続いて、数は60ある。うまく結べてリボンがなんとか蝶のかたちになっているんじゃないかと自負しているのもあるけど、中にはほどけかけているようなものもある。うまくいったらおなぐさみ!――本書より

定価631円(税別)

ISBN9784061492462

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