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「松代大本営」の真実

「松代大本営」の真実

日垣 隆

天皇を信州へ。半世紀前、「日本の敗戦」を前提に、この地下要塞計画は実行に移されていった。発掘した新資料を駆使し、「神聖なる大工事」の全貌を、いま明らかにする。破壊せよ──現在一括して松代大本営と呼ばれる軍事施設群について、処分勧告がなされていたのは、「C軍用飛行場」欄に1つ、「D兵器庫」欄に3つあった。「長野軍用飛行場=爆撃によって破損し高性能航空機には危険=滑走路は接収すべし」「須坂の兵器および弾薬倉庫=4ヵ所の絹糸倉庫内=日本人に返還」「善白鉄道の兵器および弾薬倉庫=2ヵ所の鉄道トンネル内=日本人に返還」「中野の弾薬庫=多くの洞窟内に存在=洞窟を閉鎖せよ」松代大本営の総本山として、目指すべき項目は、いうまでもなく「B地下要塞」。そこには、こうあった。「日本帝国総指揮部のための地下司令部と推測され、地下通路によって連結されたコンクリートの司令部建造物と広大な網状の洞窟、ただし未完成」。(中略)そして、その「処分」欄には、こう明記されていた。Destroy──本書より

定価631円(税別)

ISBN9784061492097

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