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刊行書籍情報

プリオン説はほんとうか?

生物学 医学・薬学・心理学

プリオン説はほんとうか?

タンパク質病原体説をめぐるミステリー

福岡 伸一 プロフィール

ほんとうに安全か? 米国産牛肉の輸入再開安全性評価の大前提プリオン説は、科学的に不完全な仮説だった! ノーベル賞評価への再審請求遺伝子を持たないタンパク質が感染・増殖するという新しい発病機構を提唱し、ノーベル賞を受賞したプルシナー。彼の唱えるプリオン説は、狂牛病対策など公衆衛生にも、重大な影響を持ち、科学的真実として受け入れられている。しかし、プリオン説はいまだに不完全な仮説であり、説明できない不可解な実験データも数多い。はたして、プリオン説は、ほんとうに正しいのか? 異常型プリオンタンパク質が検出できないからといってその臓器や組織の部位が安全だと考えることは、現段階では危険である。逆にいうと、異常型プリオンタンパク質の蓄積量の多寡をもって感染性の多寡を論じる考え方も危険ということである。

定価900円(税別)

ISBN9784062575041

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