提供:ネスレ日本

サステナブルの先進企業として知られるネスレ日本株式会社(以下、ネスレ日本)と、2018年12月からSDGs特集号を出し続けているFRaUがタッグを組んだ読み聞かせ企画「#えほんでみらいをかんがえる」。

2月1日(月)より5週連続(毎週月曜・金曜更新)で、ネスレ日本公式YouTubeチャンネルにて、環境をテーマにした絵本をブックハウス&カフェの店長茅野由紀さんが選書した環境をテーマにした絵本の、“読み聞かせ”した全10本の動画が配信されている。読み手の方は公開順に寺島しのぶさん、中村仁美さん、福田萌さん、佐々木希さん、青木裕子さん。

第5回の『ぞろりぞろりとやさいがね』と第6回の『コウノトリのコウちゃん』の読み聞かせをしてくれた福田萌さんに、読み聞かせにまつわる思い出、物を大切に思う気持ち、子育てのこと、そして夫婦のエピソードなどをたっぷり伺った。

「#えほんでみらいをかんがえる」ってどんな企画? 詳しくはこちら! 
福田萌さんによる読み聞かせ動画はこちら
#5 『ぞろりぞろりとやさいがね
#6 『コウノトリのコウちゃん

読み聞かせは唯一、母に甘えられる時間だった

読み聞かせには、子供ができる前から思い入れがあった。三きょうだいの長女だった萌さんは、仕事をしながら弟妹たちの面倒を見て、家事もこなしていた母親に、「私はお姉ちゃんなんだから、我慢しなきゃ」と、なかなか甘えることができなかった。

写真/山本倫子

「でも、寝かしつけの時間になると、母は必ず私の隣で、絵本を読み聞かせてくれたんです。その時間だけは、すぐそばで母の温もりが感じられて、優しい声で読んでくれる物語の世界に夢中になることができました。毎晩、安心して眠りにつけたんです」

長女だからとわがままも言わずにいた萌さんは、素直に母親に甘える弟妹たちのことを、「無邪気でいいな」と少し羨ましく感じていた。でも、絵本を読んでもらっているときだけは、母からの深い愛情を感じることができた。

「その幸せな記憶があったから、私自身も、いつか、お母さんになったら毎日絵本を読み聞かせてあげたいなって思っていたんです。自分の子供時代を振り返っても、学校で嫌なことがあったり、母と喧嘩したり、子供は子供なりに、悩みやストレスを抱えますよね。そんなときでも、お母さんに絵本を読んでもらうと、安心して眠りにつけた。喧嘩したはずの母とも、絵本を読んでもらったら、いつの間にか仲直り、なんてことも」

田舎に帰ると、自分も子どももリラックスできる

今回、福田さんが読んだうちの一冊の絵本「コウノトリのコウちゃん」は、加古里子さんの作品だ。

「子供の頃から、『からすのパンやさん』とか、加古里子さんの絵本は大好きでした。あとは、青森出身の馬場のぼるさんの『きつね森の山男』とか『11ぴきのねこ』シリーズ。私は岩手県で生まれ育ったので、馬場のぼるさんの描く自然には、何かすごく親しみが湧くんです。加古里子さんも福井県生まれですし、絵の中に、自分の中にあるふるさとの原風景みたいなものを、重ねているのかもしれません」

自然溢れる故郷に愛着を持っている福田さんは、2020年から現在にかけてはなかなか叶わないものの、以前は子供たちを連れてよく帰省していた。すると、都会育ちの子供たちが、道端を歩きながら小石を集めて、見たて遊びを始めたり。バッタやカエルや蝶々などの生き物に興味を持ってじっと観察したり。何もないところで勝手に遊び始めることに驚かされることが多かった。

「東京では子供とお散歩するだけで、交通ルールを守ったり、結構いろんなことに注意しなきゃならないから大変で、ちょっとピリピリしちゃう(笑)。でも、田舎に帰ると、私自身がきっとゆったりしているんでしょうね。そんなゆるゆるな私を見て子供もリラックスしているのかも」