空気感染ウイルスの怖さ

ところが! 空気感染する伝染病のウイルスは、飛沫の水分が蒸発して「飛沫核」となってもウイルスがしぶとく生き残ってしまうのだそうです。これが「空気感染」です。飛沫核は小さいし、水分がなくて軽いですから、空気中にふわふわと漂い、時に隣の部屋まで動いていくことも。こ、こわい!

ただ、今のところ、「空気感染」する伝染病は、3つしか発見されていません。
結核、はしか(麻疹)、水ぼうそう(水痘)です。これらはうんと粒子が小さいので、吸い込むと気道にくっつかず、その奥の肺胞までいっちゃうんだとか。
 

引用:昭和大学薬学部HPより

今回、新型コロナウイルスについて、WHOの報告書では「COVID-19の空中伝播は報告されていない」とあります。報告書に「エアロゾル」という言葉が出てきてしまったため、新型コロナは「空気感染」するんだ! と一時騒ぎになりましたが、どうも違うようです。エアロゾルというのは、空気中に漂う微粒子のことで、密閉空間では、この微粒子(エアロゾル)にまれにウイルスがくっついてしまうことがインフルエンザなどでも報告されているそう。そのことから、新型コロナでも念のため警告されているようです。

新型コロナウイルスは、うんと小さいです。だから換気しちゃえば、あっという間に蒸発して飛び散り、そこで伝染性を失う。とにかく、密室はいけないってことですね。北海道で感染者が多いのも、真冬の北海道ではなかなか「換気」という習慣がないからかもしれません。これは勝手な文系女の想像ですけれども。

密室で遊ぶよりも公園で散歩をする方が安心 Photo by iStock