撮影/佐藤圭
# 癒し # 動物

【ほっこり動画】まるで早送り! ひたすら食べまくるナキウサギ! 

北海道の山では早くも冬支度です

食べて食べて、最後は持ち帰り

エゾナキウサギの動画を撮影してきました。

高山のガレ場に棲む小さなウサギの食事風景です。

なんまら、めんこいですよ。

 
▲シラタマの葉をひたすら食べ続けるナッキー。決して早送りではありません

エゾナキウサギの1日の行動は、季節で少し異なりますが、だいたい予測可能です。

朝起きて、毛繕いをして、エサを食べて、貯食をして、テリトリーの見回りをして、昼寝をします。

太陽が高くなり気温が上がると、岩の穴から出てくることが少なくなります。氷河期に北から渡ってきた動物ですから、暑さが苦手なのでしょう。

曇りの日や、霧が出ているときなどは、昼を過ぎても活発なときがあります。

ナキウサギが食べているシラタマノキの実は潰すとサロメチールのにおいがします
 

食べている葉っぱは、シラタマノキの葉です。最後に貯食のために持ち帰ったのも、シラタマノキです。

棲んでいるガレ場周辺の植生に応じて、食べる植物も異なります。

もぐもぐぱくぱく、ものすごい勢いで食べていますが、最後に枝ごと持ち帰ったように、冬に備えて食料を貯めておくのも大事な仕事です。

ナキウサギは冬眠をせず、半年近い長い冬の間、雪に閉ざされた巣穴の中で暮らすので、相当な量のエサを貯めておかなくてはならないのです。

貯食場は数ヵ所あって、ナキウサギは毎日、大忙しです。

写真では伝えにくい、ナキウサギの愛らしい姿が伝わりましたか?

北海道の山で「ピキッ」という鳴き声が聞こえたら、目の前にナキウサギがいるかもしれません。

探してみてくださいね。

この連載のすべての写真をご覧になりたい方はこちらから!