主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで実話をもとにした漫画を描き、58万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。周りからはイクメンでよくできた夫だと評価されていますが、妻の雪穂が家出し帰ってきません。なぜ2人はすれ違ってしまったのか。夫婦関係が変化した、妊娠初期のことを和樹は振り返ります。

前編【「出世のため」出産立ち会いも育休取得もせず…すべて妻任せの夫の大きな「勘違い」】から続く、後編記事です。

育児に興味がない夫

妻の妊娠、そして退職をきっかけに大黒柱として会社での評価を得ようと奮闘する夫の和樹。嫌いだった上司にも媚びへつらうことで会社での評判を上げていきます。同時に主婦として家にいる雪穂への態度が横暴になったばかりか、子育てに対しても意欲的になれず、文句ばかり。

また、和樹の職場は妊娠出産に理解のない環境。上司に立ち会い出産を相談したところ、有休消化を断られた上に「出産のときにお前がいても何の役にも立たたないだろう」とまで言われてしまいます。

『僕と帰ってこない妻』#38(前編)より。漫画/ちなきち
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さらに育休取得に関しても否定的な空気。和樹の頑張りが認められ、リーダーに抜擢されたことで、当初取得予定だった育休も諦めざるを得ない状況になります。まったく出産・育児に関心をもたない和樹に納得いかない雪穂でしたが、「せめて」と和樹にとあるお願いをするのでした。そのお願いとは…。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち