「軽井沢の別荘」を買って家族が「バラバラ」になった、元商社マンの悲しい末路

子どもや孫とは疎遠に…
小島 拓 プロフィール

不動産は本来、「安心」を得るために所有するものだ。しかし時代や社会情勢が変われば、寺田さんのケースのように不動産が「不安」の塊になってしまうこともある。

では、「安心させてくれる/人生を豊かにしてくれる」不動産はどういったものだろうか。それはとにかく、「資産価値の高い物件」である。

資産価値の面から冷静にみると、別荘の資産価値はバブル期であってもそこまで高くなかったと思われる。当時のプチブルたちがこぞって別荘を手に入れたがったのは単にブームが加熱したからで、立地やニーズからも資産価値が高いとは言い難いことはよく考えればわかるだろう。

今も昔も変わらず「資産価値が高い物件」といえば、やはり都内の人気エリア(渋谷区、港区、中央区)があげられる。ただ、こうしたエリアは価格も高いため、なかなか手が届かないことも多い。

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そういった場合、ほかにも人気が続くエリアの物件を選ぶと良い。たとえば、

(1)都心の主要駅へのアクセスが良いエリア
(2)将来性が見込める開発計画があるエリア
(3)昔からブランド価値があるエリア
(4)近年再開発され住環境が向上したエリア

などだ。こうしたエリアの物件はニーズもあるため、リセールバリューも高い傾向にある。資産価値の高い物件はいずれ売ることもできるため、まさに「安心させてくれる/人生を豊かにしてくれる」といえるのだ。

不動産というのは、その人の人生を左右しうるほど金額の大きい買い物である。だからこそ、冷静に資産価値を見極めて購入してほしい。ブームや夢に流されて「資産価値の低い=売れない」物件を購入することは、一生の後悔にもなりかねないと再認識したエピソードであった。

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