情報番組やバラエティ番組での正直なコメントが印象的なタレント・千秋さん。現在50歳の千秋さんが、人生100年としたら半分の折り返し地点で、「50歳でも、子どもがいても、ずっと夢を追いかける!」と決意表明にも似た新連載。一人の女性として、妻、ママとして、仕事に家事に頑張り続けている人に届けたい“応援歌”を、千秋さんの言葉で紡いでいただこう。

第1回の前編は、20年ぶりの新曲『Green  Flash』をリリースしたばかりの千秋さんに、20年間実現できなかった「歌うこと」をどうやって実現したのか。「なりたい私」になるまで、千秋さんがやったことをお伝えする。

GREEN FLASH / CHIAKI 【4K Ultra HD】千秋の歌YouTube
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もう歌手・千秋の需要はないの?

ここ数年、いつも頭にあった。

「どうして今、私は歌っていないんだろう?」

中学生の頃から、歌手になりたかった。オーディション番組に応募して合格して、芸能界に入ったのは学生のとき。30代以上の人なら覚えているかもしれないけれど、テレビ番組の企画で、音楽ユニット「ポケットビスケッツ」のボーカルをやっていたときは、「歌手・千秋」としてミリオンセラーを記録したこともある。それが、1990年代半ばから2000年はじめくらいの話で、そこから20年間、歌の仕事はほとんどなかった

フジテレビの情報番組『ノンストップ』は11年間出演させていただいているし、テレビに出て喋るお仕事はずっとある。でも、ポケビの後、ソロで歌を出したら聴いてもらえない。フェスの端っこでもいいから出たいと言っても仕事はこなかった。20年間ずっと、年に何回もマネージャーさんに「歌いたい!」と言い続けたけどお仕事がこないから、「もう、歌手としての需要はないのかな?」と、諦めに似た気持ちで自分を納得させようとしたこともある。

でも、やっぱり歌いたい!と言う気持ちはおさえられなくて、あるとき思いきってInstagramで気持ちをぶつけてみた。「まだ歌が聴きたいよって方がいましたら、コメント下さい」と……。

千秋インスタグラムより