2022.06.21

文在寅が「戦犯」…韓国経済の「複合不況」がとんでもないことになってきた!

尹大統領の「ネック」にもなる

韓国経済が「大変なこと」になっていた

韓国の尹錫悦大統領は6月1日の地方選挙の大勝利にも浮かれてはいなかった。

物価統計が発表された6日、尹錫悦氏は「(韓国は)経済危機の台風圏に入っている」と危機感をあらわにした。尹大統領は、地方選挙勝利は論評せず、経済危機の克服に全力を傾ける意思を強調したわけだ。

尹錫悦政権の支持率は、就任以来上昇してきた。しかし、上昇要因となった米韓首脳会談や統一地方選挙が終わり、これからは尹錫悦氏の国内政治の実績が問われることになる。その中で一番大きいのは韓国経済や国民生活の動向である。

尹大統領 photo/gettyimages
 

李明博大統領時代、リーマンショックが起きた時、韓国はすべてのOECD諸国に先駆けて経済を回復させた。その言動力となったのが財閥系輸出企業の競争力である。しかし、現在の韓国経済は、文在寅前大統領が反財閥・親労組的体質に変えてしまったため、逆風への抵抗力がなくなっている。

尹錫悦大統領は、大統領選挙中から経済は民間・市場主導に変えていくと語っていたが、6月16日、民間の主要経済団体を集めた会議では、そうしなければ複合危機を乗り越えるのは難しいと述べ、物価の安定に総力をあげること、規制の解除を進めていくこと、法人税を引き下げることを明らかにした。

これは、市場経済への介入、最低賃金の急激な引き上げ、非正規職の正規職への転換、脱原発、労働組合活動への支援を重視した文在寅政権の経済政策とは180度異なるものである。尹錫悦政権は、韓国経済を再び軌道に乗せるため、文在寅体質からの脱皮を最優先課題としている。

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