見学したのが日曜日の午前中で、同伴した不動産業者さんに「この物件、午後から別の案内が入っています。早めに決断したほうがよいですよ」と言われ、その場で購入申込書を記入したようです。
契約締結当日に、売主である前居住者さんから「少し人が通るけどあまり気にはならないと思います」と聞いていたようですが、それが家族に大きな負担をかけることになります。
家選びには「ポイント」がある
堀さん一家のその後を見る前に、少し「家選び」について一般的なことをお話しておきたいと思います。
「家」を買うというのは人生の中で数回あるかどうかの大変大きなイベントです。
食事でたとえるなら日常的に食べているランチを選ぶのとは訳が違う。恋人にプロポーズするための雰囲気満点で料理も豪華な一発勝負のディナーを探すのと同じぐらい重要といえます。「家」は家族と並んで人生の伴侶と呼ぶべき存在です。
選んだ相手次第で今後の人生が大きく変わってしまう可能性もあるでしょう。
「本当にここに決めてよかったのだろうか」
「もっといいものが自分にはあったのではないか」
と、住み始めてから後悔することのない家探しをしたいものです。