2022.06.19
# ドル

米国株、ここへきて「意外な分野」が大注目…いま買いたい「厳選・5銘柄」を全実名公開

はじめに

年初からの下落相場が続いた米国株ですが、6月13日にS&P500が直近の高値から-20%を超えて遂に「弱気相場」入りしました。この日は主要3指数が揃って年初来最安値を更新する大幅下落の日となりましたが、ここまで下落相場が続くとマーケットにも悲観的な意見が多くなってきます。実際、米国個人投資家協会が毎週発表しているブルベア指数は個人投資家の感情(センチメント)を数値で表したものですが、直近では強気を表すブル指数が21ポイントまで低下しており、これは1989年以来の低い数値です。

またミシガン州立大学消費者信頼感指数という、人々が現在の景気や経済の先行きの見通しを数値で表した景気指標がありますが、今月予想58.0に対して結果50.2と予想を大きく下回りました。これは1978年1月の統計開始以来、最も低い数値です。このことからも米国経済は今後リセッション入りする可能性が高いと考えられます。

こうした先行き不透明なマーケットが続くなかで、FRBの利上げが現行の0.50%のままなのか、それとも0.75%まで引き上げるのか、金融関係者の意見が割れる中で注目を集めたのが6月14,15日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)でした。

[PHOTO]iStock
 

FOMC後のパウエル議長の発言

今回のFOMCにおいてFRBパウエル議長は5月のインフレ加速について率直に驚いたと発言し、結果的に1994年以来の利上げ0.75%が決定しました。これにより中央銀行が一般の銀行に融資をする際の政策金利が1.5%~1.75%に引き上げられます。

また次回FOMC(7月25,26日)も0.50%~0.75%の利上げに動く可能性にも言及しており、FRBは金融引き締めをするために、民間銀行同士が貸し借りする際の利率であるFFレートを今年3月時点の1.9%から3.4%へと引き上げました。

こうしたFOMCにおけるパウエル議長の発言で最も印象的であったことは、現在のインフレ問題はFRBでも対応出来ない部分である、ウクライナ侵攻や中国での新型コロナ拡大などの影響があることを何度も説明していたことでした。

つまり投資家として大切なことは、FRBがコントロールできる部分とコントロールできない部分をしっかり把握しておくことです。これらを念頭にマーケットと向き合うことが投資をする上で求められていることなのです。

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