北乃きいさん主演でドラマ化され、当時大きな話題となった作品『ライフ』。その原作マンガで第30回講談社漫画賞を受賞された漫画家・すえのぶけいこさんが現在BE・LOVEにて連載されている漫画『おちたらおわり』をご存じですか?

『ライフ』では高校生の複雑な人間模様を描いたことで話題となりましたが、今度の舞台は「高級タワーマンション」。子供たち同士の交流もあるなかで次々と巻き起こる“ママ友たちのドロドロ人間模様”がSNSでも大きな話題に。

本記事では、すえのぶさんのインタビューとあわせてその魅力をお届けします。

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\第1〜2巻を無料公開!/

マンガ/すえのぶけいこ 文/FRaU編集部

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「一回落ちたら戻れないんだよ」

(c)すえのぶけいこ「おちたらおわり」/講談社

▼あらすじはこちら
「楽しい思い出いっぱいつくっていこう」念願かなって、新築のタワーマンションに引っ越してきた主婦の明日海(あすみ)。 引っ越し早々、娘の杏(あん)を通して同じタワマン住まいのママ友たちができ、これから始まる新たな生活に希望を抱き始めていた明日海だったが……

(c)すえのぶけいこ「おちたらおわり」/講談社

そのマンションで“思わぬ人物”と出会ったことから、希望にあふれたかのように見えた人生の歯車が少しずつ狂い始めてーー!? 妬み、嫉妬、マウンティング、そして過去の深い闇……憧れのタワマンを舞台に繰り広げられるママ友同士の過酷な人間模様を『ライフ』のすえのぶけいこが強い筆致で描く!!


現在7巻まで単行本が発売されている本作、「読み始めたら止まらない!」といった読者の声が続出。SNSでは、

「上昇急降下のジェットコースター展開がすごい」「最終回読むまで死ねない」「昼ドラで実写化して欲しいくらいドロドロで振り切ってて面白い」

といった反応が。そんな話題の本作、一体どのようにして生まれたのでしょうか? 著者のすえのぶさんにお話を伺いました。

(c)すえのぶけいこ「おちたらおわり」/講談社

ーーどんなきっかけで本作が生まれたのでしょうか?

「当時の担当編集の方が『タワマン』を舞台にした作品を描きませんか? と提案してくれたのがきっかけです。『BE・LOVE』という雑誌の読者層にもあっている題材でしたし、かつて描いた『ライフ』という作品を読んでくれていた読者の皆さんが大人になって、働くようになっていたり、家庭を持ったりしている年代になっていたので、その皆さんに向けて描きたいという気持ちもありました。

実際に知人に取材をしてみると、ママ友の世界の人間関係があまりに独特で興味深かったんです。子供の年が一緒というだけで、全く種類の違う人たちが新しく人間関係を結んでいくわけですから、いろんなことに巻き込まれる。

それを漫画にすると、それぞれ個性的でキャラクターの濃いママ友の世界で主人公は生き延びないとならないという苛烈な展開になっていくんですけど、どんな状況でも立ち向かっていくキャラクターが好きなので、ママ友のヒエラルキーの頂点に君臨するような最強のボスママがいたほうがいいだろうと思ったんです。それで、孔美子というキャラクターが出来上がって、主人公の明日海の前に立ちはだかるという設定になりました」