2022.06.23
# 企業・経営

ソニーの「グラスサウンドスピーカー」、音だけじゃなくムードも“最高級”だった!

見ル野栄司の「シブすぎ技術放浪記」

「いい雰囲気」になるスピーカー

美味しいものを食べるにしても、オフィスの自分の机で食べるのか、あるいは大自然に囲まれた別荘で食べるのか、不思議なもので「味」が違って感じることがあります。つまり何事にも「雰囲気」が大事だということ。

今回紹介するソニーのグラスサウンドスピーカーは、最高の音とともに“いい雰囲気”まで演出してくれる商品です。

目の前で開催されている生ライブを暖炉に当たりながら聴いているかのような、エモーショナルな感覚にさせてくれるのです。

ソニーのグラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」(筆者撮影)
 

こちらのスピーカーは、キャンドルのような柔らかな光の中で温かい空間を演出し、音楽を奏で、同時に仲間たちとの会話を弾ませるコミュニケーションツールにもなる製品を目指したとのことです。そのコンセプトに沿っておしゃれなデザインに仕上がっており、インテリアとしても部屋に置きたくなりますね。

それにしてもこのスピーカー、部屋の隅々まで水平方向に音が広がっていくのが非常に特徴的です。私自身、「なんでこんな音になるんだろう?」と不思議に思っていたのですが、そこにはシブい秘密があったのでした。

部屋中に音を広げるメカニズム

まずはこのスピーカーが音を出しているメカニズムから説明しましょう。なんとこちら、全部で3ヵ所から音を発しています。高音域を担当しているのが、ライトを覆っているガラス。このガラス管、優しく叩いてみると分かるのですが、皆さんが思っているガラスとは違い、もっと軽くて柔らかいものです。触ってみると、プラスチックに近い感触でした。有機ガラス管というものです。

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