2022.06.18
# 葬式

このままでは葬儀費用250万を気持ちよく払えない…「残念な葬儀社」に出合ったときの対処法

不慮の事故で弟さんを亡くした兄の健一郎さん(28歳、仮名=以下同)とそのご家族。頼んでもいないのに葬儀社が勝手に決まっていたことや、事故死した弟さんの扱い方が雑なのに疑問が湧きながらも、「お任せください」という言葉に期待してその葬儀社に葬儀を頼むことに決めました。

葬儀を3日後に控え、弟さんを一度自宅へ運んだのですが……。

今さら他の会社に変えられない

葬儀社の他のスタッフも手伝って、弟さんを自宅へと移動。顔にも包帯を巻いていることもあり、定期的な取り替えが必要だと説明も受けました。その説明のおかげで、家ではきれいな状態で過ごせると思い、家族はやっと安堵したといいます。

ただ安堵しても、悲しみが込み上げてくるのは、まだこれからです。孫に先立たれた祖父母の存在もありますから、家族はその気遣いや不安も大きくなっていたのでした。

翌日になり、包帯の汚れが目立ったので葬儀社の人に連絡しました。直ぐに向かいますと返事をしてくれたものの、結局は昼になってから到着したそうです。

photo by iStock
 

「なぜ、遅かったの?年寄りが不憫に思って泣いてばかりだよ。せめて包帯がきれいだったら、痛々しさが伝わらなくていいと思っていたのに。あなたたちも忙しいとは思うが、すぐ行きますと言われると、期待するだろう」

こうお父さまが話したところ、葬儀社の1人が「昼から葬儀会館に移動しますので、そのときでいいと社内で話が決まったものですから、お迎えである、この時間に伺ったところです。移動してからは、着替えや処置のプロがいますので、きれいにいたします。だから、ご安心ください」と答えたとのこと。

お父さまは拳を握ったまま下を向いて、怒りをぶつけたいところを、我慢しながら涙していたそうです。その一部始終を見聞きしていた家族も、悔しい気持ちの持って行き場を失っていたそうです。

しかし、さすがに今から他の会社に変えられないだろうと思った家族一同は、「葬儀会館に行ったら、きれいにしてくださるのですね?」と、二、三度も確認したといいます。

その日は通夜法要の行われる日です。家族は準備して、葬儀社の車のあとに続いて、自宅を出発したのでした。

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