いつか、我が子が産まれたら、自分も父親と同じことをしてしまうのではないだろうか。虐待は連鎖するというし、俺だけ大丈夫なんてことはないだろう。そこで悩んだ末、「子どもは持たない」と決めた。
「子どもが欲しいと願うみずきと俺では、理想としている未来があまりにも違いすぎた。だから、俺と付き合っても時間の無駄になると思ったので、何かと理由をつけて、会う頻度を減らしていきました。」
自分を追って上京までしてきてくれたみずきさんに惹かれながらも、決別の道を選んだ健太さん。しかし、その先で思わぬ事態に巻き込まれてしまい、再び、みずきさんと関わりを持つようになっていく――。
<【後編】「一発で妊娠しやがって」…「好きな人」がクズ彼氏と付き合っている30歳男性の「異常すぎる覚悟」>では、健太さんの身に降りかかった“まさかのトラブル”や、「自分でもよく分からない」と表現する複雑な日常を詳しくお伝えしていこう。