2022.06.06
# インフレ

いよいよこれから日本人の生活を直撃する、「物価上昇」の恐ろしすぎる現実

企業物価指数は10%上昇…

1981年以来の数字

足元で、世界的に想定を上回るペースでインフレが急進している。

その背景として、ウクライナ危機が長引いていることは大きい。

ドイツ、オランダやデンマークではロシアからの天然ガス供給が絞られ始めた。

その一方で、ロシア以外の産油国などが原油や天然ガスの供給を短期間で引き上げることは難しい。

〔PHOTO〕iStock
 

わが国にも物価急騰の影響がより大きく出始めた。

4月の企業物価指数は前年同月比で10.0%上昇した。

1981年以来で最高の上昇率だ。

企業の自助努力によるコスト吸収は限界を迎えた。

電力料金や穀物など様々なものやサービスの値上げが相次いでいる。

肥料の価格は2021年11月~2022年5月期に比べ最大で94%引き上げられる。

内需が縮小均衡に向かい、賃金が増えていない中での物価上昇は家計にとってかなり厳しい。

4月の個人消費支出(PCE)価格指数の前年同月比変化率が前月から低下したため、米国では物価上昇がピークアウトしたとの見方が出ているが、状況は依然として深刻だ。

物価上昇はまだ続く可能性が高い。

仮にピークアウトしたとしても、高止まりするだろう。

わが国ではコスト増加によって業績が悪化する企業が増え、これまで以上に賃金は伸び悩む。

生き残りをかけて雇用を減らさざるを得ない企業も増えるだろう。

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