主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで実話をもとにした漫画を描き、56.2万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。周りからはイクメンでよくできた夫だと評価されていますが、妻の雪穂が家出し帰ってきません。なぜ2人はすれ違ってしまったのか。夫婦関係が変化した、妊娠初期のことを和樹は振り返ります。

前編【「計画的に子作りしろ」…出産立ち会いで休み申請した夫に、上司が放った衝撃的な言葉】から続く、後編記事です。

理解がなくデリカシーもない上司

妻の妊娠、そして退職をきっかけに大黒柱として会社での評価を得ようと奮闘する夫の和樹。嫌いだった上司にも媚びへつらうことで会社での評判を上げていきます。それと同時に主婦として家にいる雪穂への態度が横暴になり、「主婦なら家のことくらいきちんとすべき」など注意をするように。

さらに、子育てに対しても意欲的になれない和樹。検診へ行ってきた雪穂に対してもどこか他人事のように振舞います。お腹の中の赤ちゃんにも関心がありません。検診に一度も来なかった和樹に対し、せめて立ち合い出産だけはとお願いする雪穂でしたが、和樹の上司は出産に理解のない人。

『僕と帰ってこない妻』#36(前編)より。漫画/ちなきち
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和樹が立ち会い出産で会社を休むことを打診したところ「お前がいたところで役に立たないだろ」と言われたばかりか「もっと計画的に子作りをしろ!」と怒られてしまうのでした。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち