JAXURY委員会がファッション、美容、宿泊、インテリア、ライフスタイル、器・道具、飲料、茶菓子、……オールジャンルから選定した「JAXURY アワード」を開催。今の世界にとってJAXURYなブランドの素晴らしさを知る喜びは、本当に送りたい毎日を、生活を、人生を改めて発見するきっかけになるはずです。今回は、ゆったりとした時間を楽しめるティーサロンをご紹介します。
そもそも『JAXURY』とは?
FRaUが発信する、世界に誇れる日本の美しさ「JAXURY」を徹底解説!
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とらや
虎屋菓寮 赤坂店
日本の和菓子文化に欠かせない稀有な存在
室町時代後期に京都で創業し、明治2(1869)年、天皇にお供して、京都の店はそのままに、東京へ進出。その歴史は5世紀にもわたり、現在の黒川光晴社長は18代目になる。
菓子デザインが描かれた菓子見本帳などを保存し、和菓子の情報発信を行う「虎屋文庫」という社内部署があるように、「神話・歴史」的観点から見ても、なくてはならない「唯一無二」の存在。2018年には赤坂店がリニューアル、開放感あふれる喫茶がオープンした。
東京都港区赤坂4-9-22
☎03-3408-2331
https://www.toraya-group.co.jp
小布施堂
味わい空間
季節限定の栗のお菓子を求めて
栗の産地である長野県小布施で100年前から、栗あんのお菓子を作り続けている専門店。地元ゆかりの画人・葛飾北斎の美術館建設に尽力した先代に次いで、「利他」の精神を軸に17代目市村次夫氏が中心となって「町並修景事業」を行い、小布施町は年間来訪者が100万人を超える人気観光地となった。
何といってもおすすめはこちらの秋限定の逸品「栗の点心 朱雀」。「味わい空間」と名付けられた敷地内には酒蔵、レストランや宿泊施設があり、散策も楽しめる。
長野県上高井郡小布施町大字小布施808
☎026-247-2027
https://obusedo.com
日本橋 千疋屋総本店
フルーツパーラー
世代を超えて憧れるフルーツの聖地
天保5(1834)年に現在の日本橋人形町で果物を売り出したのがはじまりで、将軍家御用商人に取り立てられた後、日本初の果物専門店を創立。以来、「信頼」の高級果物の取り扱いはもちろん、「日常的な上質さ」を感じられるフルーツパーラーとしても名を馳せることに。
昨年、「日本の果物を最高の形で届けることで、人と人の心の架け橋になる」というコンセプトを掲げ、シンボルマークを一新した。
東京都中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー2F
☎03-3241-1630
https://www.sembikiya.co.jp