2022年のゴールデンウィークは、3年ぶりに行動制限のないGWとなった。連日車の渋滞も報じられ、海外へのフライトの予約も増加。そして実家に帰省した人も多かったようだ。そうなると大きく影響するのが義両親との関係。嫁姑問題、義母問題は長年ドラマや小説の題材にもなってきたが、それも実際に悩む人の多さゆえだろう。 

今回、Yahoo!ニュースと共同連携企画として、 男女2000人に、義父母に関するアンケートを実施(2021年7月)した。 

さて実際、義父母との関係はどうなっているのだろうか。夫婦それぞれがどう感じているのだろうか。自身も義母の謎行動に悩まされ、現代ビジネス/FRaUwebにて「謎義母と私」という連載をしていた 上松容子さんに、アンケート結果を振り返り、分析してもらった。 

ようやく孫を親に会わせられたという方も多かったのではないだろうか Photo by iStock
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義父母と同居していない人が圧倒的に多い

義父母、というワードを見聞きすると、つい同居での嫁姑バトルを思い浮かべてしまうが、今回のアンケートでは、同居していないという回答が、1位。約80%で圧倒的に多かった。2位が同居していないものの「すぐ近くに暮らしている」のはおよそ15%である。同居しているのは4.8%と少数だ。

では同居していなければ問題は起きないのか。

義父母との問題は「性格不一致」と「過干渉」

アンケートに答えていただいた方の「全く問題はない」との回答が1位で67.7%を占めている。 問題がないことは素晴らしいことだが、では32.3%の人が直面する「問題」を見てみよう。

問題があると答えた人のみで見た場合、37.8% の人が答えた問題の1位は「性格が合わない」である。2位は「生活に干渉してくる」(20.4%)となっており、上位に義父母との人間的な関係性が挙がっている。

続けて「義父母の介護が必要」(4位・17.6%)、認知症を患っている(6位・12.7%)介護がらみの問題が出てきた。同じくらいの割合で悩みを抱えているのが、「遺産や相続について」(5位・13.3%)、「経済的に依存してくる」(7位・9.3%)、「お金使いが荒い」(9位。6.2%)経済問題を抱える人もいることがわかった。
「孫の教育や生活に対してうるさい」という意見も8.7%の人が挙げた。

問題は「家族と共有」が常識

家庭問題は一人で抱え込んでいると深刻さを増す。極端な例では、その「だれか」が精神を病むことすらあるのだ。
では「問題がある」と答えた人は問題点を家族間で共有しているのだろうか。

家族内で問題を共有しているかどうかの質問では、「配偶者と共有している」という回答が33.6%で1位となった。2位は自分の家族との共有 。家庭内での共有は、今は常識的なことなのかもしれない。

興味深いのは、3位の「義父母の家族と共有している」である。義父母の家族ということは、配偶者のきょうだいやその一家ということだろうか。問題の質にもよるが、対応するに当たって、これはとても大きな力になるだろう。