主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで実話をもとにした漫画を描き、56.2万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。周りからはイクメンでよくできた夫だと評価されていますが、妻の雪穂が家出し帰ってきません。なぜ2人はすれ違ってしまったのか。夫婦関係が変化した、妊娠初期のことを和樹は振り返ります。

前編【妻が妊娠しても「お腹の子ども」に無関心…検診にも”同行ゼロ”の夫が優先するもの】から続く、後編記事です。

子どものことは「他人事」

妻の妊娠、そして退職をきっかけに大黒柱として会社での評価を得ようと奮闘する夫の和樹。嫌いだった上司にも媚びへつらうことで会社での評判を上げていきます。それと同時に主婦として家にいる雪穂への態度が横暴になり、「主婦なら家のことくらいきちんとすべき」など注意をするように。

さらに和樹は子育てに対しても後ろ向きで、両親学級も、赤ちゃん用品の買い出しにも付き合おうとはしません。それにも拘らず、買い物のみならず名付けに関しても反論や文句ばかり言う始末。

お腹の中の赤ちゃんに対しても、雪穂と気持ちの差が表れ始めました。嬉しそうにエコー写真を見せる雪穂に対して、和樹はどこか他人事。エコー写真もろくに「へー、よかったね」と棒読みのセリフでたいして見もせず写真を返してしまいます。

更に「最後だから」と、いままで一度も検診に来なかった和樹に、一緒にきて欲しいと提案する雪穂でしたが、和樹は「それって平日じゃないの?」と、あまり乗り気ではないようで…。

『僕と帰ってこない妻』#35(前編)より。漫画/ちなきち
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インスタグラムのコメント欄では、自分の子供なのにあまりにも「他人事」な和樹に対して疑問の声が殺到。お腹の子供に対して関心がない和樹に対して怒りを覚えた方が多かったようです。

自分の子どものエコー写真を見たときのコメントにも怒りコメントが集中。『「よかったね」って何なの?!』と、誰もが思ったに違いありません。なぜそんなに無関心でいられるのか、疑問視する人が沢山いました。

さらにそんな夫を持つ雪穂に対して同情のコメントが。楽しさや不安を共有できていないことに「可哀そう」だというようなコメントも多々ありました。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち