2022.05.20
# 企業・経営

自分の不動産に会社の営業所を入居させ…「雇われ社長」の残念すぎる“プチ犯罪”の数々

【前編】「愛人に経費で料理屋を開かせて…「雇われ社長」が起こした“プチ犯罪”のトホホな実態」では、雇われ社長たちのさまざまな悪事を紹介してきましたが、以下では、さらなるトホホなプチ犯罪の数々をみていきましょう。

ニートの息子の「自立」のため…

ニートの息子に喫茶店を会社の近くに開かせて、社員に、昼食を必ずそこで食べるように指示していたのは、事務機器メーカーの雇われ社長です。オーナーに信頼されて長期政権を築いていたため、一度は当の息子を入社させたものの、あまりにも働かないため自分のメンツが潰れると考えて退職させ、その結果思いついた「自立の道」だったそうです。

〔PHOTO〕iStock
 

そこで出た大号令が、少し高いランチメニューを本社勤務の社員は全員自腹で食べに行く指令でした。と言ってもさすがに自分で直接社員にお願いするのは恥ずかしかったのか、ご丁寧に組織の上から下に伝言ゲームで伝達されて行ったそうです。当然反発する社員もいましたが、「社員食堂だと思え」で片づけられてしまったとか。

そんな中、外勤がメインのために皆と異なる時間帯にお昼ご飯を食べることが習慣化していた社員が、バレないだろうと思って社内でこっそり愛妻弁当を食べ続けていました。ひょんなことがきっかけでそれが見つかり、雇われ社長の逆鱗に触れて転勤になってしまったそうで……引っ越しを余儀なくされた妻からの投書がオーナーのところにも届き、発覚となったのです。

この雇われ社長は、業績としては中興の祖とも言える実績を出していましたから、オーナーも簡単には動きませんでしたが、実際にその喫茶店に行った際に、誰かも知らずに対応した当の息子の顔つきや悪態に驚き、引き際をこれ以上汚さないようにということで退任を促したそうです。

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