2022.05.18

子どもの「バレエの発表会」で、“主役の座”をめぐって起こったママ友たちのヤバすぎる「抗争」

お友達とは同じ習い事をしない

私は、長年カウンセリング活動をする中で、わが子が幼稚園の時に幼稚園中を揺るがす大きなトラブルに巻き込まれ、その後同じように悩みを抱えて苦しんでいる母親達の駆け込み寺として、ママ友トラブル専門の窓口を作りました。

今日まで、たくさんの母親からいろいろな相談をお受けし、トラブル解決のために日々奔走しています。また、子育て真っ最中の現役ママでもあります。

私が常日頃、多くの母親達にお伝えしている中のひとつに「お友達とは、できれば同じ習い事をしないでください」ということがあります。子ども達は仲良しの友人と一緒の習い事をしたがるでしょうし、“お友達と一緒だと安心”と考える母親も多い。でも、これは大きな落とし穴が潜んでいる可能性があるからです。

[PHOTO]iStock

小学校1年生の女の子のママAさんも、そんなひとりでした。仲良しのママ友達との雑談の中で、何気なく以前より興味を持っていたバレエ教室の体験に行くことを話したところ、「うちも行きたい!」「我が家も!」と、Aさんと一緒にBさんとCさんの親子で体験レッスンに行くことになりました。お友達も一緒と分かり、娘さんは大喜び。Aさん自身も小学校で新しくできたママ友達との仲も深まるだろうと気楽に考えていたのです。

体験レッスンを終え、3人はそのままバレエ教室に入ることになりました。レッスンの間はママ同士でお茶をしたり、送迎を当番制にしてママ同士助け合ったりするなど濃密な時間を過ごし、初めのうちはうまくいっていたそうです。

 

そんな関係に陰りが見え始めたのは、数か月後のこと。Cさんから「Bさんのことでちょっと、相談がある」とLINEが来たのがキッカケでした。その少し前から、何となく3人でお茶をするタイミングが減ってはいましたが、「みんな忙しいのだろう」とあまり気にとめていなかったため、そこまで深刻には考えていなかったそうです。

開口一番「Bさん親子が、うちの子をバカにしている」というのが、Cさんの主張でした。Aさんは、バレエのレッスンは先生にお任せでほとんど関知していなかったので知らなかったのですが、どうやらBさんの子どもは幼稚園の頃に違う教室でバレエの経験があり、3人でレッスンをスタートした時点で実力に開きがあったそうなのです。

そして、あまり運動が得意ではないCさんの子どもが少しずつ遅れを取り始め、それを知ったBさんが上から目線でCさんにアドバイスをしてきたり、Bさんの子どももわざと自分の子どもの前で得意げにターンをしたりするので、とても不愉快だということでした。

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