ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がはじまってからすぐにウクライナ難民のために行動し、3月30日から2週間の行程でポーランド入り、現地で絵を描くワークショップを行うなどの支援活動をおこなった『子供地球基金』代表の鳥居晴美さん。

ワークショップで描かれた絵を紹介した前編【ウクライナの戦禍を逃れた「子ども難民」と接した2週間…支援を続ける女性が語る現状】に続き、現在遠隔で支援している、ウクライナにとどまっている子どもたちのリアルな状況や様子を伺った。

以下、鳥居さんによる寄稿。

ウクライナの教育現場の厳しい現状

ポーランドでの支援活動を終え、現在はロンドンに滞在しながらも、ウクライナ・リビウの学校の先生と毎日Zoomでミーティングをしていますが、今現在、学校が爆撃の対象になっています。政府からも“危険なので子どもは学校に行ってはいけない”と通達されているため、公立の学校は全て閉まっているようです。

現在はロンドンを拠点にしている鳥居さんだが、ウクライナに残っている子どもたちへの、オンラインアートワークショップを続けている。写真提供/鳥居晴美
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私学は“警報直後シェルターに何分以内に入ることができる”など、いくつか条件がそろう場合に限り、学校をあけてもよいということになっているそう。この状況下でも、経済のことを考えて働いているため「学校がないと困る」という方もいらっしゃるので、一部の私学校は動いているところもある、という状態のようです。