2022年2月24日、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が開始され約3カ月が経過した。連日、日本で報道されるニュースを見る限り、現地での戦闘がおさまる様子はない。情報も錯綜しており、不安が募るばかりだ。侵攻開始直後こそ、避難民や現地の市民・子どもたちの詳細な様子がクローズアップされていたものの、3カ月経った現在は、“最新の情勢や変化”に比重が高まり、市民や子どもがどのような状態なのか、抱えている問題は何か、といった部分が、見えづらいようにも感じる。

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そこで、侵攻がはじまってからすぐにウクライナ難民支援のために2週間の行程でポーランド入りし、避難所で支援活動を行う『子供地球基金』代表の鳥居晴美さんに、避難民の子どもたちのリアルな状況や様子を伺った。

今この瞬間も、支援を必要とするウクライナの人たちがたくさんいることを想像し、ウクライナ侵攻を遠い国の出来事として見るのではなく、些細なことであっても私たちに何かできることはないかと考え、行動するきっかけになればと思う。

ポーランド・プシュミシルの難民避難所を中心に難民支援活動を行なった鳥居晴美さん。懇意にしているNYの医師からの「ウクライナで病気の方々にビデオコールを使った医療の無料コンサルをしたいから繋いで欲しい」という要請を受け、医療チームが結集してるメディカに行ったときの様子。写真提供/鳥居晴美
鳥居晴美さん・プロフィール
特定非営利活動法人「子供地球基金」代表。1988年に創立以来、想像力豊かな子どもを育てることを目的とし、世界中で子どもたちと絵を描くワークショップを行う。国内では、東日本大震災をはじめとした多くの被災地ほか、小児病棟、児童養護施設、児童自立支援施設など。海外では、戦争・貧困などで苦しんでいる世界中の地域や国、約50か国へ現地入りし、心に傷を負った子どもたちにむけた支援を続けている。
https://www.kidsearthfund.jp/ (HP)
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