2022.05.16

「家族のため」と外資系に転職し収入倍増したFラン大卒・年収700万円IT系会社員を襲った「まさかの夫婦問題」

「妻や子どもに苦労させたくない。その思いから、仕事を頑張ってきましたが、私の選択が妻を変え、夫婦間の溝を生んでしまいました。」

そう語るのは、IT企業で働く佐藤昭義さん(仮名・35歳)。昭義さんは、今年で結婚9年目を迎える妻・ありささん(仮名)との離婚に悩む日々を送っている。

一体なぜ、昭義さん夫婦の関係性は悪くなってしまったのか。今回は昭義さんの事例を通して、夫婦関係が悪くなる原因や、その経緯を学んでいきたい。

[PHOTO]iStock
 

大学卒業と共に保育士の彼女と結婚

昭義さんとありささんは、大学の同級生。学科は違ったものの、校内で顔を合わせるうちに言葉を交わす仲に。ありささんは、いつも明るく、はっきりものをいうタイプ。内気だった昭義さんの目に、その強さは眩しく映った。

「僕は人と話すことが得意ではなく、人見知りもしていましたが、ありさは常に輪の中心にいて、誰とでも気さくに話す子でした。正反対の性格だから、惹かれるものあったんです。」

だから、ありささんから「好きなんだけど…」と打ち明けられた時は嬉しかった。昭義さんは2つ返事でOK。ふたりは、大学卒業後に結婚した。

「当時、僕は父親の知り合いが経営するIT企業で働いていました。身内の会社だからこそ、やりにくいこともたくさんあり、悩みましたが、そのたび、妻が家で話を聞いてくれたので、なんとかやっていけました。」

結婚から2年が経った頃、妊娠が発覚。生まれたのは、双子の男児だった。一度にふたりの子の親となったことに昭義さんは嬉しさを噛みしめると共に、「この子たちを、ちゃんと育てなければ」と、プレッシャーを感じるようになったという。

「だから、給料がいいところに転職をしました。自分が親に、お金で苦労せずに育ててもらったので、同じように、妻や子どももお金で苦労させたくはないと思ったんです。」

転職活動に励んだ結果、昭義さんは外資系IT企業に就職。倍ほどになった年収を見て、「これで家族を幸せにできる」と安堵した。

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