2001年に芸能界に入り、「Seventeen」の専属モデルを皮切りに、現在はモデルとして女優として活躍している浅見れいなさん。2018年に結婚し、現在は3歳児の母。子育てと仕事をしていく上で浅見さんが痛感したことを綴っていく。第2回は食の細い娘に少しでもミルクを飲ませよう、食べさせようと奮闘する浅見さんの悩みぬいた日々の様子をお伝えする。 

食べることに興味のない娘

新生活も始まって、毎日目まぐるしく時間が過ぎていきます。先月から始めた連載では、インスタグラムへのDMやコメントを下さった皆様ありがとうございました。とっても励みになります。さて、連載2回目は『食』について書きたいと思います。
 
今年4歳になる娘は食が本当に細く、なかなか食べてくれない。恥ずかしながら「これだったら絶対に食べてくれる」と言うものが、母親なのに未だによく分からない。食べること自体にあまり興味が持てないのか、席についても落ち着かず、こちらから「食べようね」と言わないと自分からは積極的に食べようとしない。仕方なく食べる手助けをしても、少し食べると「もういらない」。「もう少し食べよう」と声をかけても、そのうちに飽きて席を離れてしまう。毎日その繰り返し。

少しでも興味をそそるように、お花の形のパスタを茹でてみた。写真提供:浅見れいな

悩んだ。食事の時間が苦痛になるくらいそれはそれは悩んだ。そしてそれは今も続いている。その他の生活面では、集中力はむしろある方なのに、食事となるともうお手上げ。今回はそんな娘と私の葛藤を書きたいと思います。

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成長曲線に苦手意識

思い返せば娘の食が細い、食べないのは今に始まったことではなかった。出産後病院にいる間からあまりおっぱいを飲まない。だからすぐお腹が空いてしまってなかなか寝ない、寝てもすぐに起きてしまうという悪循環。母乳を飲む力も弱いのか、ちゃんと出ているはずなのにしっかりと飲み切れない。吸い始めてから3分もたたないうちに寝てしまう。初めての育児で私は焦るばかりだった。

助産師さんから「足裏を刺激して起こすといいよ」と言われればもちろんすぐにやってみた。でももういらないのか泣くばかりでそれ以上は吸ってくれず途方にくれた。あまり飲まず、睡眠時間も足りないからか体重の増えも悪い。ミルクを足してみるが、こちらもあまり飲んでくれない。赤ちゃんってこんなに飲まないものなの? と頭を抱えた。

退院した後もそれは続き、「飲まない」「寝ない」の繰り返しに私もボロボロになっていった。それでも母親なんだからという気持ちだけでなんとかやり過ごす毎日だった。

とにかく飲んでもらうことだけで頭がいっぱいだった。写真提供:浅見れいな

そんな中追い討ちをかける出来事があった。それは保健師さんの新生児訪問。娘の成長過程を見て、体重が増えていない事を指摘されてしまったのだ。

厚生労働省のウェブサイト「マニュアル等厚生労働科学研究成果」より

今でも苦手意識がある発育曲線は娘の位置よりだいぶ上にあって体重が足りないことは一目瞭然だ。そしてまだまだ右も左も分からない新米毋だった私にとって、保健師さんの言うことは絶対だった。「体重の増えが悪いのでミルクを足した方がいいかもね」という言葉を必要以上に重くとらえ、ショックを受けた。