2022.05.03

相続の「常識」を変える“逆転の発想”…今、買っておけば「相続対策になる株20」を全実名公開

中編記事『やらなくていい「墓じまい」で大変な目に…「お寺」との強烈せめぎあい100日戦争』ではお墓で思わぬお金がかかり家族間でトラブルになったケースをお伝えした。相続に関しての思わぬ落とし穴はまだまだある。そのひとつが株の現金化だ。

これまでは暴落リスクを回避するために株は現金に換えておくというのが主流だったが、現在はその逆を取るのもひとつの方法だと専門家は話す。

相続税がチャラになる

「一般的に、高齢になったらリスクのある資産運用はやめて、預貯金や債券のような安全資産を持っているほうがいい、と言われています。しかし、もうトシだから、などといって保有資産を運用しないという考え方は、合理的ではありません。

それよりも、親と子どもが協力して、親が亡くなるまで資産を運用し、相続させる『二世代運用』をおすすめします」(経済評論家の山崎元氏)

将来の相続を意識し始めたら、株式は現金に替えたほうがいい。そのほうが暴落のリスクを避けられ、相続の手間がかかりにくい。一般的にはそう考えられてきた。

しかし、いま、子どもに相続させるなら現金よりも株式のほうがいいのではないか、という「逆転の発想」が新たなトレンドになりつつある。

超低金利の日本では現金にほとんど利子がつかない。親が資産をキャッシュで持っていても、おカネに「働かせる」ことができないのだ。

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資産運用のアドバイスを行うアレース・ファミリーオフィス代表の江幡吉昭氏がこう話す。

「親の資産を株で相続するメリットの一つに、配当があります。株式は銘柄によっては、預金金利を大きく上回る配当を受け取れる。長く保有すればそれだけ多くの配当金を受け取れるため、仮に相続時に相続税を支払ったとしても、納税額を上回る利益を得られる可能性もあるわけです。

また、自分が生きているうちには実現しそうにない新技術を開発している企業の株を少し保有するのも面白い。もしその技術が相続後に普及したら、株価が大きく上昇することも期待できます。子どもや孫に『親父、先見の明があったんだな』と死後、尊敬されることにもなるでしょう」

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