「8560万円」で注文住宅を計画も、年収1400万夫婦が頭を抱えた「想定外の費用」

住宅購入を一生のうちに何度も行う人は稀です。また、住宅費用には何千万円という普段は目にしないような金額が動くので、数万から数百万の手数料も小さく感じてしまいがちです。

例えば、7000万円の住宅を買う時に追加で100万円の費用がかかって総額が7100万円になっても、それほど金額が変わった感じがしないものです。しかし100万円は100万円。大きな塵が積もればすぐに巨大な山となり、大変な負担となっていきます。

中には“隠れたコスト”が積み重なり、人生を左右するほどの影響が出ることもあります。今回は、住宅売却や住宅購入の際にかかってくる手数料や諸費用、また想定外の費用などが発生したケースを考えていきます。

前編でご紹介した通り、マンションを売却し、手元に資金を残すことができた広告代理店勤務のAさん(38才)と出版社勤務の妻のBさん(34才)。この作業と同時に土地探しも行っていたのですが…

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8560 万で都内に戸建てを建てる計画

Aさん夫婦が見つけたのは世田谷区にある旗竿地。なぜか破格の値段で出ていて、購入を検討します。

駅からは18分と離れていますが32坪で6000万円。周囲の状況から考えるとかなり安く感じました。マンション売却で増える現金と合わせると、注文住宅2500万円で家を建てても今までよりも住宅ローンの返済額は小さくできる計算です。

その後、住宅は工務店に頼んだ見積もりでは坪単価80万円で2560万円となり、少し多くなってしまいましたが、Aさんは購入することにします。

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