今回はマンションの購入を検討している際、気を付けるべきことを不動産会社の目線から挙げていきますが、一戸建てとは違い、マンションには特有の注意点があります。
購入して、住み始めてから後悔することがないよう、マンション購入時に気を付けるポイントをご紹介いたしますので、購入を検討されている方は是非参考にしてください。
戸数の少ないマンションは要注意
マンションを購入する際は、室内だけではなくマンションの規模・総戸数も確認しておきましょう。なぜなら、戸数が少ないマンションほど、管理費や修繕積立金が割高になる傾向があるからです。戸数が少なければ、管理費や修繕積立金の合計金額は少なくなります。
そして、マンションの維持の為に既に積み立てられている金額で足りなければ、それをカバーするためにより高い金額を徴収しなければならないのです。

特に総戸数が20戸以下のマンションだと、管理費や修繕積立金は大規模マンションに比べて割高となり、今後それらの金額が増額される可能性も高くなります。
一般的に築20年経過後に最初の大規模修繕は行われ、2回目の大規模修繕工事が行われる築40年前後に、小規模マンションの場合、大幅な修繕積立金の増加がされる傾向があります。
マンションを検討する際は、総戸数の違う物件を見比べて、管理費と修繕積立金の違いをチェックしてみてください。