極貧生活での同棲スタート

交際スタートから10カ月ほど経った頃、ダイスケさんの故郷である沖縄に二人で移住しました。名古屋でカメラマンとして活躍し多忙を極めていたダイスケさんとヘアメイクの私、そして仲間二人とで新しいスタジオを立ち上げることに。
新規事業に貯金を使い果たしていたため極貧状態での同棲スタートです。

一緒に暮らすと「ADHDの特性」が目につき始めました。最初に気になったのは「不注意」の部分。同棲前までは、部屋が散らかっていてもそれは「ダイスケさんの家」であって「私の家」ではなかったのが、「ダイスケさんに私の家を汚された」という気持ちに変わり、腹が立つようになりました。

ダイスケさんが放り投げた使用済みティッシュ
ダイスケさんが放置したペットボトル
ダイスケさんが脱ぎっぱなしの靴下……

在宅ワークがメインでほとんど家にいるので、一日中ダイスケさんのやりっぱなしと格闘していました。彼氏とはいえ、「他人」に自分の家を汚され続けてそれを片付けるというのは、かなりのストレスでした

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想定外の症状でストレスはピーク

「不注意」で一番困ったのは、トイレの流し忘れでした。同棲開始から1カ月くらい経った頃から急に流し忘れるようになったのですが、これは想定外でした。「どうして私は沖縄まで来て成人男性のトイレの世話をしているんだろう……」と虚しい気持ちでいっぱいに。
何度注意しても治らず、最終的いは泣いて懇願しましたが、それでも治りませんでした。トイレのドアを開けるのがだんだん嫌になりました。

次に気になったのが「衝動性」です。当時、食費をまともに捻出できないくらい極貧であったのに、「欲しい!」となったらなんでも買ってしまう。そしてそれを「不注意」で一瞬で失くしてしまうのです。

仕事で必要だからと買った数万円のiPadを数週間で失くし、「もう絶対に失くさない」と約束して買ったiPadは5日で失くしました。コスメは百均、美容院は無料のカットモデルでがまんしていた私は、腹が立つを通り越して悲しくなりました。
お金に余裕がないと、心の余裕もなくなる。沖縄での生活がひたすら苦しくて辛いものになっていました