ホームレスからチャンネル登録者数31万人超え(2チャンネル合計)の動画クリエーターになったナカモトフウフ。沖縄での生活、旅行、ファッションなど興味ある事を日々配信する中で、夫・ダイスケさんのADHDに関する動画の再生回数は400万回を超え、注目を集めています。

とはいえ、ここに来るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。妻であるちゃんまりさんがADHDの夫の行動に振り回され悩み苦しんだ日々からどのように脱出したのか『ADHDの旦那って意外と面白いんよ 本気で発達障害に向き合った夫婦の物語』にまとめられました。

本書より抜粋の上再編集した記事からお届けする短期集中連載。第1回は交際初日にADHDであることを打ち明けられたときのことをお伝えします。

-AD-

交際初日のカミングアウト

ダイスケさんから「自分はADHDである」と打ち明けられたのは、交際開始日の帰り道でした。正直なところ、一瞬嫌な思いが頭をよぎりました。でも、ダイスケさん自身が障害と向き合い色々と対策をしていること、思いやりがあり優しい人柄であったことで、「発達障害があってもこの人なら大丈夫だろう」と考え、そのまま交際をスタートさせました。

ADHD(注意欠如・多動性障害)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特性とする発達障害で、症状の度合いにもよりますが、家庭、学校、社会生活でさまざまな困難をきたすとされています。

ダイスケさんの場合は、「不注意型」と「衝動性」が強いADHD。自分が興味あることへのこだわりが強すぎる、物を失くす、何かに集中しているときは、何も耳に届かない……など。そのせいか、待ち合わせに30分以上遅れるはいつものことで、仕事に集中していると約束を忘れて何時間も待ちぼうけをくらうことが恒例でした。でも、まだ交際中、こうしたことを黙って受け入れ「私は彼氏の仕事に理解がある」と解釈して自分に酔っていたのかもしれません。